思いやり保育
「思いやり三原則」を保育園とご家庭との二人三脚で実行', '子育て支援コンサルタント・駒沢大学非常勤講師の塩川正人 先生の「思いやり三原則」に基いて、実践しております。
「思いやり」が大切なことは、だれもが認めますが、その受け止めかたは一人ひとりさまざまです。
「相手の身になってやる」「認める」「助ける」「気配り」「やさしさ」「親切」「気づいてやる」「寄り添ってやる」「愛」「慈悲」「共感」…。
思いやりは語る人の数だけあり、まとまりません。このバラバラの思いやり概念を、具体的行動の基準としてまとめたのが『思いやり三原則』です。
その三原則とは、「1.手伝う 2.励ます 3.ありがとう」です。
これを子どもたちが自然にできる子育てに、関係者全員で取り組むのが『思いやり三原則』です。
思いやり三原則には、不思議な力があります。手伝えば相手も手伝ってくれます。励ませば、相手も励ましてくれ、自分の疲れが消えていきます。「ありがとう」と言われると、嫌いだった人が、嫌いでなくなります。
なぜなら、思いやりは心の世界の「真理」だからです。ゆえに皆が同じ心になれます。そしてマイナスの状況さえ、プラスに変えるエネルギーがあります。三原則の実行は、相手のためなのに、自分が救われる三原則になります。
1.手伝う
<意味と行動>
「手伝う」は、「助ける」を含む、積極的行動の象徴です。
掃除を手伝う。一緒に片づける。困った人を助ける。
ペットに餌を与える。障害の人の手伝い。
<思いやり三原則のプラスエネルギー>
手伝うと、相手も手伝ってくれる。
2.励ます
<意味と行動>
「励ます」は、ほめるに通じ、励まし励まされることで、
元気を出し合います。ほめる。手をにぎる。自信を与える。
認め合う。「大好き」を言う。
<思いやり三原則のプラスエネルギー>
励ますと、相手も励ましてくれる。
3.ありがとう
<意味と行動>
「ありがとう」は、相手を認めたことを示す感謝の言葉。
「ありがとう」を常に言う生活づくり。ありがとうは
言葉だけでなく、挨拶や表情、態度などの全体で表現される。
<思いやり三原則のプラスエネルギー>
「ありがとう」を言うと、「ありがとう」が返ってくる。
※子育て支援コンサルタント・駒沢大学非常勤講師の塩川正人 先生の講演資料より抜粋※
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